大荒れのレースを153cm女性ドライバーコンビでPro-Amaクラス優勝!
チームワークの賜物、最終ピット作業で大逆転!!
予選 4位 / 決勝 1位
VITA:26台 / v.Granz 22台 / 全48台エントリーMEC120(VITA/v.Granz 2時間耐久レース)開幕戦。三浦愛のホームコースであり、モータースポーツの聖地“鈴鹿サーキット”でチームの腕試し。今季、Team MのドライバーとしてKYOJO CUP参戦中の斎藤愛未選手のトレーニングと位置付け、監督三浦愛が“鈴鹿だからこそ得られるもの”を斎藤愛未選手に伝えるべく、多くの皆様にご支援ご協力いただきながら参戦を決めました。優勝という最高の結果でレースを終えられたこと、心より感謝御礼申し上げます。
【 予選 】 6月15日㈯ 15:45 - 16:15
梅雨を通り越し、初夏を思わせる晴天の暑いレースウィークとなりました。テスト走行は、前日に30分×2本のみと限られた時間の中で、鈴鹿での経験値が少ない斎藤愛未の走行量を増やし、決勝2時間耐久に向けたセットアップをメインに行いました。予選一発のタイムアタックは、鈴鹿とVITAを知り尽くした三浦愛に託し、トップから0.7秒落ちの総合6位、Pro-Amaクラス4位という結果になりました。もちろんポールポジションを狙っていましたが、決勝レースに向け上位グリッドを獲得できたこと、ライバルチームよりタイヤを温存できたことは作戦通り。まずまずのスタートを切ることができました。
【 決勝 】 6月16日㈰ 15:25 - 17:25
MEC120はローリングスタートでAmaドライバーの出走が義務付けられているため、斎藤愛未がスタートとチェッカードライバーを務めます。無難にスタートを決め、順調にクラス2位を走行していました。結果からお伝えすると、セーフティカーが4度も出動する荒れたレースで先が読めない状況でしたが、ドライバーは無事故無違反で淡々とレースラップを上げることに専念し、2回のピットワークを最短で終えた結果、残り5周ほど(最後のピットワークを終えコースインしたところ)でトップに浮上。2時間を走破し、トップチェッカーを受けることができました。
【 ドライバー:斎藤愛未コメント 】
初日の金曜日は4年振り2度目の鈴鹿サーキット走行となり、事前にシミュレーターで練習しましたがトップから6秒落ちから始まりました。その後、少ない走行枠でしたがとにかく慣れることが必要とのことで、三浦愛監督に走行枠をほぼ分けていただき、とにかく周回してコースに慣れていきました。そのお陰もありに決勝日には、アベレージタイムも4秒速くなり周りとの差も無くすことができました。決勝は、スタートも前の集団に離されることなくできましたが抜くとこは出来なかったので、
次回MECへの課題となりました。その後、1回目の自分のスティントを終えるまでに4台抜いて2台抜かれてしまいましたが、クラス2位でバトンタッチでき、2スティント目も大きなミスも無く走ることができました。今回鈴鹿を走れたことで、富士では出来ない練習が出来たのでとても充実したレースウィークになりました。荒れたレースでしたがノーミス&ノーペナルティでチーム全員で勝ち取った優勝なのでとても嬉しく思います。戦略をねり、ノーミスでピット作業をしてくれたメカニックの皆様。この様な経験値を積める機会を下さり、少ない走行の中で素晴らしいアタックをし、予選上位を獲得してくれた三浦監督。そして、チームの皆様と今回参戦に向けて協力して下さった全ての方に感謝申し上げます。
【 監督/ドライバー:三浦愛コメント 】
個人的には、予選でトップを獲れなかったことがとても悔しいです。が、チームとして最高の結果を持ち帰れたということは、自分たちがやってきた事、その判断が間違っていなかったことを証明してくれていると思うので、結果オーライです!いつもと違う環境下で斎藤選手はじめ、チームのみんながそれぞれに自分の仕事をきちんと熟してくれ、たくさんのサポーターの皆様のおかげで参戦が実現したこと、優勝というご褒美付きでレースを終えられたことを嬉しく思います。今回の経験を次戦のKYOJOそしてその先に繋げていけるよう引き続き精進して参ります。ご支援ご声援いただきました皆様、本当にありがとうございました!
Team M NEXT RACE…
7.20-21 KYOJO CUP Rd.2-3 with SUPER FORMULA Fuji Speedway
7.20-21 KYOJO CUP Rd.2-3 with SUPER FORMULA Fuji Speedway