Team M

レース結果
開催日:2024年8月17-18日 サーキット:富士スピードウェイ

斎藤愛未KYOJO CUP 3連勝!

 FCR-VITAポールトゥ―ウィンは女性ドライバーとして三浦愛に続く2人目
斎藤愛未KYOJO CUP 3連勝!
 FCR-VITAポールトゥ―ウィンは女性ドライバーとして三浦愛に続く2人目
KYOJO CUP Rd.4
   予選 1位 / 決勝 1位

    (31台エントリー)

FCR-VITA Rd.2

   予選 1位 / 決勝 1位

    (50台エントリー)
KYOJO CUP Rd.4  予選 1位 / 決勝 1位 (31台エントリー)
FCR-VITA Rd.2   予選 1位 / 決勝 1位 (50台エントリー)
お盆休み期間ということもあり、FCR-VITAは50台フルグリッドを集めるレースとなりました。KYOJO CUPも過去最多エントリーとなる31台が激しいバトルで見応えあるレースを繰り広げました。斎藤愛未にとっては、FCR-VITA・KYOJO CUPともに初めてのポールトゥ―ウィンを飾り、シリーズチャンピオンに向けても大きな意味をもつ優勝となりました。
会場の盛り上がりも右肩上がりで、女性ドライバーたちの認知度は急上昇中です。

【 FCR-VITA 予選 】
  8月17日(土)8:00 - 8:20

【 FCR-VITA 予選 】 8月17日(土)8:00 - 8:20

真夏の台風一過、日差しの強い一日となりました。前日は不安定な天候で大したテストもできず、ドライビングの修正に集中し周回を重ねました。総勢50台の予選はクリアラップを取ることが難しく、不完全燃焼に終わるドライバーも多い中、斎藤愛未はこれ以上ないほどの良いポジションでアタックすることができ、2番手に0.3秒差、5番手には約1秒の大差をつけるスーパーラップでポールポジションを獲得しました。斎藤愛未にとって初めてのFCR-VITAポールポジション。
良い流れでレースウィークのスタートを切ることができました。

【 FCR-VITA 決勝 】
  8月17日(土)11:00 - / 10Laps

【 FCR-VITA 決勝 】 8月17日(土)11:00 - / 10Laps
開幕戦から課題としているスタート。前戦からスタート練習を入念に行ってきました。今までと違った方法でトライする初めてのスタートは、少し失敗。反応は良かったものの、加速がにぶってしまいました。それでもオープニングラップをトップで終えることができ、新しいトライの中に多くの収穫がありました。その後、シフトミスにより一度は順位を落としたものの、安定した走りで後続を引き離しました。VITAはスリップストリームがよく効くため逃げ切りの難しいレースですが、2番手以降のバトルが激化したこともあり単独逃げ切り優勝を飾ることができました。斎藤愛未にとって初めてのFCR-VITA優勝、そして、監督三浦愛に続く女性ドライバーとして2人目となるFCR-VITAポールトゥ―ウィンを飾ることができました。

【 KYOJO CUP 予選 】
  8月18日(日)8:00 - 8:20

【 KYOJO CUP 予選 】 8月18日(日)8:00 - 8:20
いつも以上にスリップストリームの奪い合いが激しい予選でした。斎藤愛未は、コースイン直後から背後に4台のライバルを引き連れスロー走行…。しびれを切らしたドライバーたちが続々と離脱。最後まで付いてきたドライバーもいましたが、なんとか1Lap絞り出したタイムでポールポジションを獲得。マシンのポテンシャルとしては、0.5秒以上タイムアップできそうでしたが、今回は斎藤愛未にとって初めての経験でプレッシャーの中トップタイムを出せたので結果オーライということにしておきましょう。不完全燃焼なタイムアタックではありましたが、彼女自身の成長も垣間見える予選となりました。

【 KYOJO CUP 決勝 】
  8月18日(日)10:55 - / 12Laps

【 KYOJO CUP 決勝 】 8月18日(日)10:55 - / 12Laps
FCR-VITAの反省をいかし、新たに習得した手法でまずまずのスタートを切ることができました。後方からスタートダッシュを決めた選手もいましたが、斎藤愛未がトップを守りオープニングラップから少しずつ後続車を引き離しにかかります。が、ライバル達も食らいつき三つ巴のバトルに…。ヒヤッとするようなシーンもありましたが、斎藤愛未は落ち着いてレースを組み立て、危なげなくトップチェッカーを受けることができました。7月の初優勝から3連勝を飾り、このレースウィークは2レースともにポールトゥ―ウィンと負け無しの週末となりました。

【 ドライバー:斎藤愛未コメント(KYOJO) 】
[予選]5.6台にマークされていたので、タイミングを見計らってアタックしましたが自分が納得出来るようなアタックとはなりませんでした。最後にもうワンアタックを試みましたが、自分の力不足によりタイム更新とはなりませんでした。反省点の多い予選となりましたが、次に向けては前向きになれる内容でした。ポールポジションもなんとか獲得することができました。
[決勝]スタートは、毎戦課題となっていましたが三浦監督からアドバイスをいただいたやり方を練習してきたのでその成果が出て、好スタートを決めることができました。ホールショットを決めることが出来たものの、途中までライバルとのクリーンな攻防が続きました。この日は、前に車がいるとダウンフォースが抜けて曲がらなかった為、待っていると後半辛くなると予想し、バトルも積極的にして前に出る事に拘りました。後半も開幕戦と同じ展開だったので、その反省を生かし、最後までプッシュし続けました。車もメカニックさんが少し変更していただいた点が私が欲していた部分を補ってくれたので後半もプッシュし続けることができました。また、今回に向けて練習でも三浦監督に指摘されていた部分を忘れることなく走れたことが優勝に繋がったと思います。一人一人の頑張りと協力、そして応援のおかげで一段と速く走ることができ、FCR-VITA、KYOJO CUP完勝という結果に繋がりました。いつも沢山の応援をありがとうございます。次戦も強く戦います。

【 監督:三浦愛コメント 】
2連勝の後のレースは厳しい戦いになるだろうと予想していましたが、それ以上にドライバーが成長してくれていること、チームとしての土台作りを着実に進められていることを実感できたレースでした。まだまだ改善点はあるものの、とにかく今は良い流れの中で理想以上の時を過ごすことができています。今回の結果を含め、今があるのは支えて下さる皆様がいたからです。そして、斎藤愛未やチームメンバーが一歩一歩成長し、強くなっていく姿を間近で見ることができ、私自身もたくさんの刺激をもらい学び成長させてもらっています。ここからまた1つ上のステージを目指して残り2大会も頑張ります。
応援ありがとうございました!
YouTube LIVE
▸KYOJO CUP予選| https://www.youtube.com/live/ECjJdxgK5WI
▸KYOJO CUP決勝| https://www.youtube.com/live/yFf0g_w-hT4
KYOJO CUP 公式サイト(リザルト/レポート)|インタープロトシリーズ (drivingathlete.com)
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10.5-6 MEC120 Rd.3 / KYOJO CUP Rd.5 in FUJI Speedway