Team M

レース結果
開催日:2024年10月5-6日 サーキット:富士スピードウェイ
Team M 女性ドライバー4名2台体制で参戦!!
 笑いあり 涙あり ドラマたっぷりのレースウィークでした。
Team M 女性ドライバー4名2台体制で参戦!!
 笑いあり 涙あり ドラマたっぷりのレースウィークでした。
MEC120 Rd.3
#117 Pro-Ama 予選 6位 / 決勝 4位
#116 Ama-Ama 予選 14位 / 決勝 18位

(55台エントリー)

KYOJO CUP Rd.5
#17 斎藤愛未  予選 6位 / 決勝 12位
#16 白石いつも 予選 21位 / 決勝 26位

(30台エントリー)
MEC120 Rd.3   #117 Pro-Ama  予選 6位 / 決勝 4位
          #116 Ama-Ama 予選 14位 / 決勝 18位
(55台エントリー)

KYOJO CUP Rd.5  #17  斎藤愛未   予選 6位 / 決勝 12位
          #16  白石いつも 予選 21位 / 決勝 26位
(30台エントリー)
今シーズンも終盤戦に入り、ポイントランキングが気になるところ…。Team M斎藤愛未は、KYOJO CUPポイントリーダーとして第5戦を迎え、チャンピオンに大手をかける一戦となるはずでしたが、修行とも言える厳しい展開となりました。
2台目の116号車には、四輪レース初参戦の白石いつも選手(18歳)とインフルエンサーでもある箱入娘*Mayu選手が難しいコンディションの中、切磋琢磨しながらそれぞれに様々な経験を積み重ねていきました。 ドライバーのみならずチームにとっても試練の一戦となりました。ここから本当の意味でTeam Mの力が試されます。

【 MEC120 予選 】
 10月5日(土)8:15 - 8:30

【 MEC120 予選 】 10月5日(土)8:15 - 8:30

週末を通して不安定な天候で今季初のウェットレースとなりました。KYOJO三連勝中の斎藤愛未にとってもウェットコンディションでの貴重な走行機会となりました。結果はクラス6番手と奮いませんでしたが、ドライバー本人にとって収穫の多い15分間でした。VITAレース初参戦の二人がステアリングを握る#116は、女子高生ドライバー白石いつも選手がアタック。ライバルとなる同年代の女性ドライバーたちに負けず劣らず、確実にタイムを上げクラス14位で初めての予選を終えました。

【 MEC120 決勝 】
  10月5日(土)10:35 - / 2Hours

【 MEC120 決勝 】 10月5日(土)10:35 - / 2Hours
終始、雨が降ったり止んだり…ウェットコンディションの中#117は優勝を狙えるペースで走行を重ねていましたが、今回はセーフティカーのタイミングが明暗を分けるレースとなりました。我々は運に見放されてしまい、SC中の何も出来ない間に順位を落としてしまいました。その後もペースは良く、スピードでは負けていませんでしたが、スピンがあったりピットでのロスタイムがあったり、少し雑なレース運びとなってしまい4位チェッカーとなりました。SCでマージンを稼いだチームを除き、表彰台には立てたはずでしたが、悔しい苦いレースとなってしまいました。#116は、初参戦らしくスピンありクラッシュあり、練習の流れは吹っ飛び色んな事が起きました(笑)難しいコンディションでしたが、他車との接触やペナルティー無く、完走できたことはよかったです。レースでしか経験できない事や得られないものをたくさん感じられたのではないでしょうか。

【 KYOJO CUP 予選 】
 10月6日(日)8:20 - 8:40

【 KYOJO CUP 予選 】 10月6日(日)8:20 - 8:40
雨上がりのダンプコンディションでした。どんどんコンディションが回復していく状況で、最終ラップにベストタイムを更新するドライバーがほとんどの中、#17斎藤愛未は思ったほどのグリップを得られずタイムが伸び悩み、トップから0.7秒落ちの6番手となりました。#16白石いつもは、2周目の300Rで単独スピン。ハンドリングには影響が出なかったものの、マシンへのダメージがあり、本人のリズムも崩れてしまいチカラを出し切れずに苦いKYOJO初予選となりました。

【 KYOJO CUP 決勝 】
 10月6日(日)12:10 - / 12Laps

【 KYOJO CUP 決勝 】 10月6日(日)12:10 - / 12Laps
コース上は、まだ少し濡れているところもありましたがライン上はほぼ乾き始め、ようやくドライコンディションでレースができることとなりました。#17斎藤愛未は、レース序盤にトップ集団でも速さを見せ、先頭まで追い上げが期待できる走りでしたが、ライバル達もそう簡単には逃がしてくれず集団の中でバトルバトルの展開に。周回を重ねていくうちに少しずつリズムを崩し始め、第2集団に飲み込まれてしまいました。最終ラップにはSUPRAコーナーで3台のバトルを繰り広げた末に痛恨のスピンを喫し、再スタートは切れたものの大きく順位を落として14位チェッカーとなりました。1位2位が車両規定違反により失格となった為、正式結果は12位。ノーポイントで今大会を終えることとなってしまいました。#16白石いつもは、シフトミスによるエンジンオーバーレブで本来の実力を発揮できなかったものの、終始バトルを続けたライバルを最終ラップでしっかり抜き切って26位でチェッカーを受けました。

【 #17/117ドライバー:斎藤愛未コメント 】
予選:毎ラップごとに路面が乾いていくという難しいコンディションの中で、攻めないといけないと思い攻めましたが、逆に攻めすぎてしまい車の限界を超えてしまっていたことで、タイムに反映できずに6位となってしまいました。以前は、攻められないのが課題だったのでそこは良かったのですが、結果的に上手く噛み合せることが出来なかったのでレベルの低いアタックになってしまいました。
決勝:スタートもあまり上手くいかず、その後4位まで追い上げましたが、自分の判断ミスや展開を上手くつくれず、後続に埋もれてしまい、バトル中にスープラコーナーの外側の縁石に足をすくわれスピンと情けない結果になってしまいました。 レースウィークを振り返ってみると自分の走りに集中出来ていなかったことが色んな判断ミスに繋がってしまったような気がします。今回がチャンピオンに向けての大切な1戦だったこともあり、ノーポイントで終わってしまったことに悔しさが溢れます。 予選、決勝と反省することだらけです。しかし、まだシリーズは終わっていないので今一度初心に戻り、集中力を高められるように前向きに頑張ります。

【 #116ドライバー:箱入娘*Mayuコメント】
MEC120 VITAでの初レース、ウェットに慣れず恐怖心が出てしまい、100%の力で走ることが出来ずに悔しさだけが残るレースとなりました。もっと踏めたんじゃないか?もっと速くカウンター当てられたんじゃないか?もっとどうにか出来たんじゃないか?… 相方のいつもちゃんや、サポートして下さった三浦監督始めTeam Mの皆さん、そして応援して下さっている皆様に申し訳ない気持ちと悔しさでいっぱいです。普段後悔をしない私ですが、数日経った今も後悔の気持ちが残っています。
でも、力を出し切れないというのも、今の実力だと思います。後悔を後悔のまま終わらせない為にも、今後更に練習に励み、レベルを上げていきたいと思います。納得の行くレースをするのは中々難しいのかもしれませんが、過去よりも成長しているレースをしていきたいと思います。まだまだ未熟者ではありますが、引き続き見守って頂けますと幸いです。
最後に、相方のいつもちゃんにはレースウィーク中ずっと励まされていました。元気で明るいムードメーカーのいつもちゃんと組めたことは私にとっての誇りです。また組める機会があれば嬉しいです。

【 #16/116ドライバー:白石いつもコメント 】
今回初めての四輪耐久、KYOJO CUP参戦ですごく緊張しました。
シフトミスでエンジンを壊してしまい、最後まで全力で走りきれず終わってしまいすごく申し訳ない結果になりました。
自分自身にとっても勿体ないことをしてしまいました。今回でシフトミスがどれだけ悔しい結果に繋がってしまうかを痛感したので練習から正確にシフトチェンジを出来るよう、より一層心がけて走行しようと思います。初めての経験ばかりで今までにない緊張や焦りを感じましたが、楽しかった、怖かったで終わらず、この経験を次戦に活かせるように努めます。そして1度失敗したら2度目は無い!の気持ちで、練習を重ねて最終戦ではシングルゴールを目指して精一杯頑張ります。

【 監督/#117ドライバー:三浦愛コメント 】
今大会では、監督兼ドライバーという二足の草鞋を履きながら、新たにドライバー2名を迎え2台体制で挑むにあたり、チームスタッフや関係者の皆様に多大なご支援をいただき、なんとかレースを終えられたという状況でした。ドライバーとしては、斎藤愛未のランキング争いに貢献できるよう、そしてTeam MのMEC120今季2勝目に向け大きなミスは無かったと自負していますが、チーム監督(アドバイザー)としては、自身でも少し力不足だったように思い反省しております。 チーム全員が精一杯戦った結果ではありますが、自分の中で「もっとこうしていれば…」「もっとこう出来たかもしれない…」という自分がやり残したことへの後悔が大きく心に残りました。モータースポーツにおいて、良い事も悪い事も小さな積み重ねだと思っているので、悔しいですが今回の結果はチームをまとめきれなかった自分の今の実力だと思います。
最終戦は、斎藤愛未のKYOJO CUP初王座とTeam M二連覇を絶対目標とし、才能豊かな新生 白石いつもの実力を存分に発揮させること、モータースポーツ経験の浅い箱入娘*Mayuを女性の希望として成長させることを目標に思い切り戦い、悔し涙ではなくうれし涙でみんな笑顔でシーズンを終えるよう頑張りますので、最後までご支援ご声援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

Team M NEXT RACE…
12.21-22 KYOJO CUP / FCR-VITA Final Round