Team M

  1. ホーム
  2. /
  3. 三浦愛について

Team M 代表
レーシングドライバー

三浦 愛

1989年11月24日生まれ
出身地 奈良県

ごあいさつ

Team Mを立ち上げたきっかけ

私は12歳からレーシングカートを始め、人生の半分以上をモータースポーツの世界で生きてきました。
レーシングドライバーとして、数々の“女性初”と言う記録を積み上げてきましたが、レースに取り組む中で性別や環境の違いを感じる場面は多々ありました。
それでも、私自身はたくさんの方々に支えていただき、これまでレーシングドライバーを続けることができましたが、実はこれもごく稀なことだと今となっては感じています。
だからこそ、自分の経験を活かし、大好きなレースを通じてたくさんの人々とたくさんの感動や喜びを分かち合い、たくさんの笑顔が溢れるモータースポーツ界を作りたいと思いました。
誰もがそれぞれの楽しみ方で魅力を感じていただけるよう形にとらわれず、親しみやすいモータースポーツの場を作り上げるとともに、子どもたちが夢や希望、憧れを持ってくれるようなレーシングチームを作り上げていきたいと考えています。

プロフィール

全日本F3選手権 参戦車両
2023年 レース参戦車両(イベント展示車両)

12歳でレーシングカートをはじめ、デビューウィンを皮切りに国内外の数々のレースに参戦してきました。

2009年に大阪産業大学ソーラーカープロジェクトのドライバーとして世界チャンピオンに輝き、モナコ公国でF1やWRCなどのチャンピオンたちと共に表彰を受けました。

2014年には、全日本F3選手権で女性ドライバー史上初となるクラス優勝を果たし、2020年には男女混走のVITAレースと女性だけのレースKYOJO CUPでシリーズチャンピオン(二冠)を獲得、文部科学大臣賞を受賞しました。

現在もレーシングドライバーとして様々なレースに参戦する傍ら、2023年には自身のレーシングチーム“Team M”を立ち上げ、監督としても奮闘中。ドライビングアドバイザーやレース解説、リポーター等、多方面のイベントやメディア媒体に出演するなどマルチに活動しています。

整備士の父がメカニックをしながら兄がカートレースに参戦しているのを子供の頃からずっと見ていました。
私には物心がついた頃からモータースポーツに触れる環境が目の前にありました。最初は兄のレースを応援していただけですが、次第に自分も走りたくなり、父親お手製のカート(大人のカートフレームを切って溶接して、子供サイズに短くしたカート)で地元の名阪スポーツランドを走ったことがドライバーとしてのはじまりです。
12歳で大人の男性と一緒にレース参戦しましたが、年齢や性別など全く関係なく走ることが楽しくて、速く走ることに無我夢中の幼少期(学生時代)を過ごしました。

中学生になり、ヨーロッパなど海外のカートレースにも参戦しました。日本ではトップ争いをしている自分が、ヨーロッパでは予選を通過できるかどうかの瀬戸際に立たされ、言語や文化の違いなど世界の壁を感じました。今思えば、その逆境が私にとって「楽しい」だけだったレースに「将来の夢や目標」を与えてくれ、プロドライバーを目指す決意のきっかけになったと思います。

現在は、成人男性はもちろん女性や子どもたちにドライビングレッスンや安全運転についてのレクチャーをさせてもらっています。
(JAFオートテストのサポートなど)
また、国内最高峰レースであるスーパーフォーミュラのアンバサダーとして、各地のサーキットからSNS等を通じてモータースポーツの魅力を発信しています。

ドライバーとしての主な実績

2001/12

名阪 最終戦デビュー FP3フレッシュマン 優勝

2002

鈴鹿 RSO シリーズ参戦

2003

鈴鹿 02OP シリーズ 3位
鈴鹿 Jr.RMC シリーズ6位

2004

ROTAX MAX Jr シリーズ 2位(優勝5回)
 レディースチャンピオン
鈴鹿 Jr.RMC シリーズ 2位
Asian Karting Open in Macau MAX Jr 11位

2005

ROTAX MAX Jr シリーズ 5位
 レディースチャンピオン
鈴鹿 Jr.RMC シリーズ 2位
EURO CHALLENGE in PF INTERNATIONAL UK MAX Jr 18位(TT10位)

2006

ROTAX MAX Sr シリーズ 4位
 レディースチャンピオン
瑞浪CC Sr.MAX シリーズ2位
EURO CHALLENGE in Lonat Sr.MAX 31位
A1 Sr.MAX 28位
Genk Sr.MAX リタイア
Macau International Kart GP Sr.MAX 6位

2007

ROTAX MAX Sr シリーズ参戦
EURO CHALLENGE シリーズ参戦
       in A1 Sr.MAX 21位

2008

ROTAX MAX Sr シリーズ8位
 レディースチャンピオン
瑞浪選手権 Sr.MAX シリーズ3位
ARTA Challenge シリーズ参戦

2009

ROTAX MAX Sr シリーズ11位
 レディースチャンピオン
FIA ソーラーカーレース鈴鹿 優勝

2010

ROTAX MAX Sr シリーズ9位
 レディースチャンピオン
FIA ソーラーカーレース鈴鹿 優勝

2011

鈴鹿クラブマンレース S-FJ シリーズ10位
FIA ソーラーカーレース鈴鹿 2位

2012

フォーミュラチャレンジジャパン 参戦
FIA ソーラーカーレース鈴鹿 優勝

2013

フォーミュラチャレンジジャパン 参戦
FIA ソーラーカーレース鈴鹿 優勝

2014

全日本F3選手権Nクラス 第2戦 優勝
FIA ソーラーカーレース鈴鹿 優勝

2015

全日本F3選手権Nクラス シリーズ2位
FIA ソーラーカーレース鈴鹿 優勝
86/BRZ Race スポット参戦

2016

全日本F3選手権Cクラス 参戦
FIA ソーラーカーレース鈴鹿 クラス優勝
ポルシェGT3カップチャレンジジャパン クラス優勝

2017

全日本F3選手権Cクラス 参戦(最高位4位)
FIA ソーラーカーレース鈴鹿 クラス優勝

2018

全日本F3選手権Cクラス 参戦
FIA ソーラーカーレース鈴鹿 2位

2019

全日本F3選手権Cクラス 参戦

2020

KYOJO CUPシリーズチャンピオン
FCR-VITAシリーズチャンピオン
MINI CHALLENGE JAPAN スポット参戦 2位
インタープロトシリーズ Genクラス 優勝
スーパーフォーミュラピットリポーター就任

2021

フォーミュラリージョナルジャパン シリーズ2位(女性史上初優勝 1回)
スーパー耐久 ST-Zクラス(スープラGT4)shade racing よりフル参戦
スーパーフォーミュラピットリポーター

2022

スーパー耐久 ST-3クラス(フェアレディZ)Team Fukushima より参戦
KYOJO CUP スポット参戦 2位
(ファン投票によりドライバーを選ぶTOKENGOプロジェクトにて)
スーパーフォーミュラピットリポーター

2023

Team M 発足
KYOJO CUP シリーズチャンピオン
MEC120 鈴鹿 3位
スーパーフォーミュラアンバサダー就任